忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



本日の更新は、お休みです。

日記の下記に、シズイザの小話あります。


 レス

週末にメールが溜まってしまいました。
明日にお返事を持ち越します~
す、すみません。


 「よわいセリフったー」 (シズイザ編)


池袋で逢えば、喧嘩に明け暮れ。
それでも、一応、一応恋人だったりする間柄。
しかし、素直じゃない二人は、滅多に自分の想いを伝えたりしない。


(コイツ・・・ホントに、俺のこと好きなのか)


静雄は、たまにしみじみと不思議に思う。
逢えば殺し合いの喧嘩。
逢わなくても、イザヤの策略で事件に巻き込まれたり。でも、


「馬鹿!……好きに決まってるじゃない!」


これが、あのノミ蟲の言葉とは思えない。
しかも、顔を紅くして、恥ずかしいのか一気に捲くし立てるのだ。
あまりのギャップに静雄は、耳にするたびに驚く。

「て、手前・・・」
「?シズちゃん」
「・・・」
「ね?どうしたの?!」
「ちょっと、待ってろ」

静雄が思わず脱力して、へなへなになり地に両手を着いてしまう。
そんな静雄の変化に、イザヤは、きょとんとしている。
きっと、静雄の反応具合についていけないのだろう。

「シーズーちゃーん?」
「ちょっと、黙ってろ」

手前からの告白を聞くたびに、心臓が止まりそうになって
体中に湧き上がっていたはずの殺意や憎しみが一気に消えて
へなへなになるなんて、死んでも言えない。


(ぜってー、言わねぇ)


今日も今日とて、静雄は脱力してしまうのだった。
やっぱり、イザヤから告白されるのは、たまにでいい、たまにで。
じゃないと、心臓が可笑しくなる。

つくづく、そう実感した静雄だった。

______________

「よわいセリフったー」
静雄が弱いセリフは『馬鹿!……好きに決まってるじゃない!』です。

それをネタに小話。
たまにしか言ってもらえないから、シズちゃんが弱いと萌えます。


日常編





▼つづきはこちら

この記事へコメントする








絵文字:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字








12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31